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増え続ける鬼丸最強伝説 
蝮  画像:ウィキペディアより


先月のできごとです。夕方犬達を連れ出していつものように山道を散歩していました。突然女房の連れていた“鬼丸”が瞬間移動の如き動きで飛びついたかと思うと3,4回激しく首を振りました ー “ヒエ~!!”という女房の悲鳴と共に、哀れ引きちぎれた蛇の体が地面に飛び転がりました。さらに彼は追い込みのもう一噛みと首振りをし、一瞬にして3等分。その間、ほんの1、2秒のできごとでした。

どうやら道端に積もった枯葉の中にヘビが潜んでいたようです。彼より先に気が付いていたら遠巻きにして逃がしてやることができたのですが、とにかくアッというまのできごとで又可哀想なことになりました。

ウチの鬼丸はあらゆる種のヘビたちにとっていわば天敵みたいな奴で、とにかくヘビの姿を見ると何の躊躇もなく襲い掛かります。別に食べるわけでもないのですが、野性の本能が目覚めるというか、純粋な闘争心に火がつくみたいなのです。

無残に転がる哀れなヘビの死骸に目をやると、な、んとマムシ!?こちらではハメ、ハメと呼んでいますが、正真正銘のニホンマムシ。毎年3000人ほどが国内で噛まれ、内10人ほどが亡くなっています。鬼丸にとってもマムシとはこれが2度目の対決。数年前・最初の対決は20分に及ぶ長時間の決闘で(この時は山中でリードを外してやっていました)、その時はお互い痛み分けの引き分け。マムシは真っ二つになって鬼丸は顔を噛まれて8時間程ぐったりしてました。この時の教訓が今回の目にも留まらぬ速攻を生んだのかも知れません。

マムシはこの峠地区のような里山では割と多く見られるヘビで、むしろアオダイショウよりも遭遇する機会はずっと多いです。道の真ん中でとぐろを巻いて日向ぼっこしているマムシに日に2度出遭ったこともありました。まず向こうから襲ってくることはないのですが、かといってそそくさと逃げ出すほど臆病でもありません。1m以内位に近づくと鎌首を持ち上げて攻撃態勢をとります。“やるんだったら、やってやるよ”という私の好きな(笑)スタンスです。


今回は枯葉にまぎれて全然私も気が付かなかったので、鬼丸がいなかったら若しかしてヤバかったのかもしれません。マムシ自体は、猛毒を持っているものの性格はおとなしくさほど攻撃的なヘビではないですが、気づかず踏みつけたりしていたら私達の方が噛まれていたのかも・・・・・・

マムシにとってはとんだ災難でしたが、今回ばかりは鬼丸を私達の命の恩人と言ってやってもイイのかもしれません。



ヘビの毒には、クサリヘビ科(マムシやハブ)とナミヘビ科(ヤマカガシ)に代表される「出血毒」と、コブラ科(コブラやウミヘビなど)に代表される「神経毒」があります。

出血毒は唾液と同じ消化液が強力に進化したもので、タンパク質を溶かし血管組織破壊していきます。そのため咬まれるとすぐに激痛が襲い、内出血が拡大していきます。出血のため患部は腫れ上がり、ひどい場合には循環障害のため筋肉細胞が壊死を起こしてダメージをより深めていきます。手当てが遅れたり、咬まれた部位あるいは注入毒量によっては循環器全体や腎臓にも障害が広がって、ひどい場合には死に至ります。

一方、コブラ科の神経毒は、神経を麻痺させて相手を動けなくする効果があります。咬まれた時の症状は、しびれ、運動・知覚マヒ、呼吸困難などで、死亡率は出血毒よりはるかに高いです。

死亡のリスクは神経毒のほうが高く、逆に出血毒は死亡リスクは低いものの細胞壊死による後遺症障害が残るリスクが高いといえそうです。

なお、ヤマカガシの毒は出血毒ですが、マムシやハブとは少し違って主に血小板に作用するため、激しい痛みや腫れはあまり起こりません。ただ、血小板が破壊されるため全身におよぶ皮下出血、内臓出血がおこり、腎機能障害や脳内出血を引き起こすこともあるそうで、上顎の奥歯で深く噛まれるとやはり危険なヘビなのだそう。

マムシは左右対称にある銭型文様(中に点あり)が特徴です。是非覚えておきましょう!



 

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