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リチャード・ジノリもグッチ傘下に 
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今年2013年1月にフィレンツェ裁判所よって破産宣告を受けていたイタリアを代表する陶磁器メーカー/リチャード・ジノリが、あのグッチ(GUCCI)に買収されたというニュースが流れてきました。買収額は1,300万ユーロ(約16億6,000万円)だそうです。

昨年の7月から既に生産は停止して、約300名の従業員が次の行先の当てもなく困っているという噂は聞いておりましたが、約280年続いたイタリア最大の陶磁器メーカーも 今度はGUCCIグループ(グッチ自体も今はPPRというフランスの流通会社傘下)の一員として上質なライフスタイルを全世界へ発信するブランドを目指すのだそうです。


クイーンズウェア(女王陛下の器)という称号まで貰った歴史あるイギリスのウェッジウッド社も2009年1月に事実上の経営破綻。

調べてみると、ドイツの老舗高級食器・陶磁器メーカー/ローゼンタールも、同時期2009年1月に破産していました(1997年には既にアイルランドの陶磁器メーカーのウォーターフォード(Waterford)の傘下になっていたらしいですが)。


私の修業時代、月に最低数百は注文を受けていた京都“たち吉”も、四条にあった“たち吉”の本社やギャラリーは今は閉鎖され(2011年暮れ)テナント利用されているという噂も京都の仲間から聞きました。


紅茶やコーヒー等飲料だけに限っても、カップ&ソーサーで飲む人は減って、マグカップ、場合によってはプラスチックや紙コップに取って代わる時代になりました。他の食器類も推して知るべしです。

各メーカーも、商品を安くしてターゲットを広げたり、いろいろ変わってはいっていましたが、或る意味諸刃の剣であって、安易にはやってはいけないことだったのかもしれません。


陶食器に限らず、工芸品全般、職人のいる世界には本当に厳しい世の中になりました。

 

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