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雷神 
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今月の“玄関飾り”、雷神の団扇です。有名な俵屋宗達“風神雷神図”の写しでしょうか。
優しく温和な雰囲気や雷神の乗る黒雲の感じからすると、尾形光琳の“風神雷神図”の方に似ているような気もします。


今日も少しゴロゴロ鳴っていましたが、雷の多い7月がやってきましたネー。

雷神は水神かつ火神の両性を有する神として、天と地をつなぐ媒介者とみなされ、雷は別名カンダチ(神立ち=神が出現する)とも称せられるように神の示現(お告げ)も意味しました。

雷光は稲妻とも呼ばれます。古代より、稲の結実期には雷が多いことから、また、雷が多いほど豊作になることから、雷光が稲を実らせると信じられていたようです。雷光が稲に当たると稲が妊娠して子を孕む、というような感覚でしょうか。本来は“稲の夫(つま)”の稲いなづま)だったのですが、江戸期に稲というこちらの字で定着したそうです。

現代でも、雷が落ちた田んぼや変電所の周りの田んぼは豊作になるようです(2倍もの収穫)。科学的には、雷の空中放電により空中の窒素が分解され、それを雨が地中に溶かし込み、その土地は栄養分豊かな土地になるので、豊作に大きく寄与するのだろうといわれています。稲ではありませんが、放電によるスパークを、シイタケ等のキノコ栽培に実際活用している農家もあるようです。

余談ですが、今でも各神社で見られるあの注連縄(しめ縄)、太い本体は雲、細かく下がっている藁、或いは太い房は雨、ギザギザの白い紙垂(しで)は稲妻を表している、とも言われているそうです。もちろん、神様の住まうところと人間界の結界を示すものなのですが、稲作国家でもあった我が国の五穀豊穣を祈るシンボルでもあったようです。雲と雨と雷も)は豊作のために不可欠なものだったのですね。昔の人は、雷が多いと豊作になることを経験的に知っていたのでしょうね。


全国的に“雷”は夏の季語ですが、北陸地方や日本海沿岸部では圧倒的に初冬の頃の雷が多く、雪やあられを伴うことが多いので、“雪起こしの雷”とか“雪下ろしの雷”と呼んで、雪が降る前の前兆もしくは雪が激しく降るときの合図としているようです。処変われば、雷に抱くイメージも少し違ってくるみたいです。


 

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