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卍(まんじ) 
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少林寺拳法のシンボルマークです。左が恐らく今でもまだ一般的に知られているであろう“お寺マーク”の卍(まんじ)です。2005年から、色々な事情や思いがありまして、右の“統一マーク”が採用され、2008年には完全移行されました。“双円(そうえん)”とか“双輪(そうりん)”とも呼ばれます。黒と白二つの輪は調和を意味し、無限大の記号(∞)にも通じます。また、開祖のトレードマークでもあったメガネも連想させるといって選ばれました。

まだまだ古い拳士たちの中には、愛着のある旧・盾卍(たてまんじ)を懐かしむ声も多いようですが、私も実はその中の一人です。中でも今治道院にだけあったという、画像の“黒卍に赤の道院名、”これが一番私好きでした。昔は、級拳士は緑卍、初段を取って黒卍、赤卍(3段~)、そして支部長クラスにのみ許された黄卍へと続いたものでしたが、全国どこも卍と所属名は同色なのが普通だったのです。なぜか私の今治道院だけが、2段になるとこの“黒卍に赤の道院名”マークに変わりました。3段になってからも私は赤卍が好きになれず(憧れの赤卍とも呼ばれていたのですが)、暫くの間はずっとこの胸章を使っておりまして、赤卍の胸章に変えるよう上から言われ、内心少しガッカリした記憶があります)。


せっかく人口に膾炙した卍マークを捨てるとは、なんともったいないことかと私などはついつい思ってしまうのですが、“卍”がナチスの“かぎ十字”(ハーケンクロイツ)を連想させるとして海外(ヨーロッパ)で商標登録が認められず、全世界での少林寺拳法の普及に妨げとなっていたのが主な理由なのだそうです。まぁ、いろいろとあったのでしょう。でも、新しいこの“双円(そうえん)マーク”が一般の人たちに再び認知されるまで、一体何年、いえ、何十年かかることでしょうか・・・・・・


卍(まんじ):
左卍と右卐がありますが、日本では左卍が多く使われています。れっきとした漢字でもありまして、“万”はこれが変化して出来た漢字です。

太陽が光を放つ状態を象形化したものが起源とも、渦模様にみられるように水や大気の運動そのものを表すものとも云われています。

仏教では吉祥万徳の集まる所の意味、洋の東西を問わず幸運のシンボルとして用いられていたようです。日本では、寺院の象徴記号としても有名ですネ。

一説には、左卍は和とか愛、生、拡張を表し、卐(右まんじ)は力、破壊、死、収縮を表す、とも云われていますが、所詮は合わせ鏡の裏表、どちらも内包する一体化した同じものなのでしょう。トロイから出土した鉛製の女性像の下腹部にはコレが刻印されていて、次元と次元を結ぶ入り口であり、出口でもあったようです。

日本では、奈良時代の薬師寺の本尊・薬師如来像の掌と足の裏に描かれたものが現存最古のものとされているそうですが、文字ではなく建築の欄間などには、もっと古く飛鳥時代の法隆寺などにもう既に「卍崩しの組子」として見られます。しばしば繰り返すパターンの一部として使われることが多いようです。

最も古い卍では、新石器時代(紀元前10000年頃)のインドでもう既に見られるそうですから驚きます。
西洋でもシュリーマンがトロイの遺跡(BC1200年頃)の中で卍を発見し、卐を古代のインド・ヨーロッパ語族に共通の宗教的シンボルと見なし、アーリア人(古代ペルシャからインド一帯で共通の言語体系を有していたインド・ヨーロッパ語族)の象徴として採用されたことが、後年ナチスのハーケンクロイツにつながったとされています。現在のヨーロッパでは、卐はナチスの忌まわしいシンボルマークとして認識されているので、右卐・左卍に関わらず、両方がほとんどのヨーロッパ諸国では法律によって使用が禁止されているそうです。


 

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