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幸せの教室 
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前々から楽しみにしていた映画、“幸せの教室(原題はLARRY CROWNE)”を観てきました。トム・ハンクスが製作、脚本、監督、主演と4役をこなし、相手役にはかのジュリア・ロバーツ。今月の11日がロードショウでした。

舞台は南カルフォニアの学園都市近郊。とある大型スーパー“Uマート”で同僚や常連客からも慕われ何度も月間優秀賞をとっていたほどのベテラン従業員ラリー・クラウン(トム・ハンクス)は、ある日突然、理不尽にも、大卒ではないというただそれだけの理由でリストラされてしまいます。

離婚して家のローンを抱え家計は破産寸前の火の車、不況で再就職もままならず落ち込んでいた彼でしたが、隣人ラマー(セドリック・ジ・エンターテイナー)の勧めもあって心機一転、地元の短期大学(SMM)に入学します。そこでラリーは、家庭生活に疲れ、いつしか教えることの情熱や日々の喜びさえも見失ってしまっていた美人教師のメルセデス・テイノー(ジュリア・ロバーツ)と出会います。

通学&生活の足も燃費の悪い大型の自家用車からガレッジセールで買った中古のスクーターへと変わり、初めてのキャンパスで年齢も境遇も違う様々な人々と出会うことで世界を広げ、かつてない充実した日々を送り始めるラリー。メルセデス(ジュリア・ロバーツ)も、そんなラリーとの出会いを通して、再び自分と向き合い始めます。


まぁ、話はいたって単純明快。ありきたりのハートフルストーリーなのですが、名優で名高い主役の二人が肩の力を抜いて、かといって細部への集中力は途切らさず、サラリと演じているところが何とも小粋な映画でした。

わき役が、それぞれ個性的に面白く、その一人経済学の教授役には、大分年をとったものの“スタートレック”ミスター加藤役のジョージ・タケイ。大変濃い演技でこの映画にカンフル剤的なアクセントをつけています。彼の声がこんなに低音で渋く、まるでシェークスピア劇を観ているかのような錯覚を起こすほどの重厚さを持っているのには驚きました。そして、ラリーに興味をもって接してくる不思議なキャラクターを持った若い黒人女学生タリア! 調べてみましたら、この役をを演じた女優はググ・バサ・ローという名の舞台・テレビなどに出ていたイギリスの女優サンで、映画はこれが初出演なのだそうです。大変キュートな女優なので、これから沢山オファーが来るでしょう。ジュリア・ロバーツの大人の色気と、またそれとは対照的な、健康的で若々しさ溢れる自由で超個性的な彼女の魅力、この二人の女性の対比がもしなかったら、この映画も少し味気ないものになっていたかもしれません。

終盤近くの、最後の授業でラリーがするスピーチの中に、“自分は海軍で地球を5回廻ったが、世界中を旅したとしても、ここで学んだことに勝るものはない”といった彼の言葉が出てきますが、大変印象的で泣かせます。仕事熱心で真面目で、とても前向きな善良な人間には、誰も敵わないなと思いました。

所詮、現状を変えるには自己改革しかありえません。
本当は自分自身が何に変わりたいと思うのか、もう一度よーく考えてみる必要があるのかもしれません。

少し年をとった、40代位から上の世代には是非ともオススメの映画です。


俳優ではないですが、この映画には絶対欠かせなかった小道具として、スクーターがあります。
:ラリーの愛車は“ヤマハ・リヴァ 180”、20年ちょっと前に日本では“シグナス”という名で発売されていました。
:タリアが乗っていた2つ目ライトのスクーターはイタリア“イタルジェット”の多分ヴェロチフェロ。


 

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