スポンサーサイト 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
銀のフォーク 
IMGP0310.jpg

私が生まれる以前から、なぜかずっと実家で使われていた銀のフォーク。

どういう経緯で我が家に伝わったのか、詳しい事情は知りませんが、
いわゆるニッケルシルバーと呼ばれる洋銀や、メッキなどではない、純銀製のフォークです。


形は非常にオーソドックスで、驚くほど何の飾り気もありません。
全体が丸みを帯びた肉厚さで、結構な重みがあるのですが、軸の締りや持ち手の形状からかとてもバランスがよくて、重みも感じさせず大変使い勝手の良いフォークです。まずデザインありき、のような奇をてらったモノではなくて、形状、サイズ、カーブ、全てが絶妙のハーモニーを醸し、これ以上であってもこれ以下でもいけない、ーそんな削ぎ落とされた感さえする、使い勝手をひたすら追求した末に辿り着いたような、見事なフォークです。

子供の頃、“銀は毒にすぐ変色するから、毒を盛られても分かるのよ” ー と母から教わったことがありましたが、我が家に跡目相続の争いなど起ころうはずも無く、変色に気をつけながらコレを使った記憶はありません。ただ、本当に砒素系の毒や温泉などの硫黄には即座に変色して黒ずむ性格が銀にはあるようです。

また銀は、ただ放っておくだけでも空気中にも微量の硫黄分が含まれていますから表面に次第に硫化銀の皮膜を作って全体が黒ずんできます。小学生の頃から時々私が、これらを磨いてやっておりました。今でこそ、銀器用クロスやシルバークリーナーが市販されておりますが、昔は、ジャガイモを少し削ぎ白い切断面をこすりつけて磨いたものでした。


 

秘密にする

トラックバックURL
http://tougegama.blog119.fc2.com/tb.php/203-36a76782
..

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。