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SDR200 
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私の愛機です。ヤマハSDR200。もうかれこれ20年は乗っています。往年のアグスタにもどこか雰囲気が似ていませんか?

製造開始は1986年、レーサーレプリカ全盛の時代にヤマハが操る楽しさを提案したライトウェイトスポーツでありましたが、絶対的パワーを求めた当時のバイクユーザーの高性能志向から外れていたためか人気が出ず、単なる珍重なバイクということで1988年には消えてしまったバイクです。(今でも熱狂的ファンが一部には存在しているバイクなのですが

乾燥重量105 kgの車体にDT200R用を専用チューンした最高出力34 psの水冷2ストローク単気筒エンジンを搭載しています。極限まで削ぎ落とした105kgの車体に34馬力のパワー。1馬力あたり、おおよそ3kg!

“ナナハン・キラー”として一世を風靡したヤマハRZ250の初期型(乾燥重量139 kg、最高出力35 ps)と比較しても、出力荷重比はRZ250は3.97 kg / ps、SDRは3.08 kg / psとなり、SDRの方が1 kg近くも優秀なものでありました。

パワーウェイトレシオだけを考えるならば、いわゆる「スーパースポーツ」なビッグバイクのほうが、はるかに強烈なのだけど、コイツにゃー、数値だけじゃ語れない楽しさってものがあるのです。

完全一人乗り設計で、気の利いた小物入れ1つもありません(車載工具がかろうじてバッテリーの横に収まります)。実用性なぞは、もうどうでもよかったんでしょうねー。しかし、アプリリアを連想さす美しい鋼管トラスフレームに、エアクリーナボックスまでアルミで作って強度メンバーに加えるというような素敵なこだわりも見せ、随所に軽量化と剛性と美しさ()の融合を図っています。

徹底的な軽量化のため、タコメーターもありません(オプションとしても用意されていなかった)。“回転数くらいは音で判断しろ!!”っていう感じです。極限まで軽くした車体に軽いハンドリングを与え、最高速は気にせずに全てをコーナリングスピードに割り振ったバイク。


峠道を調子に乗って飛ばしていて、あわやダンプと正面衝突しそうになったこともありましたが、ロック寸前(最後はロックさせました)のフルブレーキでなんとか民家に突っ込む一歩手前でギリギリ止まり、命拾いしたたこともありました。そのコーナーには2ヶ月位の間タイヤの焦げ跡が消えなくて、前を通る度に思い出してゾッとしたものです。


単気筒ゆえに今ひとつ上が伸びきらないのですが(まだまだ出そうなのに出ない)、意外と下からはしたたかに出てくる感じで、走り始めたらひたすら軽い!

でも、硬質な振動や(ホーンもステーが割れて落ちたことがあります)、セパハン(セパレートハンドル)・バックステップからくる極端な前傾姿勢もあって、体を鍛えとかないとツーリングなんか問題外!! 乗り手に求めるものも多いバイクです。


見た目古臭さは微塵も感じないのですが、これでももう4半世紀も前のバイクなので、そろそろ消耗部品等の調達も困難になりつつあるのが現状です。でも、もう世界中から消えてしまいつつある、大好きな2stの生き残りだし、自分の体の一部のように思いのままピーキーに動いてくれるこんなバイク他には少ないだろうから、これからもできるだけ大事に付き合ってやろうと思っています。


“世の中には無駄なものが多すぎる。だから原点に戻ってみよう” - が開発当時のコンセプトだったのですが・・・・・・無駄なものを好むのがどうやら世の中っていうもののようです

 

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