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キャプテン・フィリップス 
キャプテン・フィリップ

久しぶりの映画ネタとなります。
私が住んでいる今治市は人口16万超・愛媛県下では松山市に次ぐ第2の街なのですが、ショッピングモールにあったシネマコンプレックス系の映画館が数か月前に撤退してからは街に単館映画館が1つだけという寂しい状況になっておりました。ところが、去年の11月末にユナイテッド・シネマが前あったシネコン施設をそのまま再利用してまたまたオープンしたのです。フジグランを運営しているフジからの要請で運営受託という形らしいです。

これは年末に観た映画ですが、トム・ハンクス主演の“キャプテン・フィリップス”。
2009年にソマリア海域で実際に起きた“マースク・アラバマ号”乗っ取り事件を題材として、海賊に拉致されたコンテナ船船長を名優トム・ハンクスが演じています。20名のクルーの身の安全と引き換えに4日間にわたって海賊に一人拉致された船長の運命と恐怖、そしてアメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズによる救出作戦を、緊張感あふれる演出で実にリアルに描いています。

原作は、当の船長リチャード・フィリップス自身が書いたノンフィクションですが、
生きていくために決死の覚悟で海賊となった漁村出身の若者たちの背景にも、実は腐った元ソマリア軍閥の影がチラついていたり、小さな漁船に乗った僅か4人の武器を所持した海賊に、武装していなかった巨大タンカー・アラバマ号があっという間に占拠されてしまうという現実、いろいろと考えさせられることの多い映画でした。

ソマリアを沿岸警備隊も持てないほどの破綻国家にし、以前は外国人による乱獲、今は世界中のあらゆる産業廃棄物や化学廃棄物、さらには放射性廃棄物の捨て場として、ソマリアの海を死の海ともいえる壊滅状態にして現地の漁民から取り上げた真の原因に、実はアメリカやヨーロッパ、我々アジアの各国も深く関わっているのだというところまでは言及されていないのが不公平といえば不公平ですが、娯楽性という側面も持たさなければいけない映画としてはまあこの辺が限度だったのでしょう。

オマーンのサラーサ港からモンバサ(ケニア南東にある東アフリカ地域最大の国際貿易港)に向かうアラバマ号の積荷にはアフリカへの支援食糧も含まれていたというのが少し皮肉でもありました。


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The Hobbit 
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やはりこの手の映画は映画館で観ないとイケません。
“ホビット 思いがけない冒険” - ピーター・ジャクソン監督の3D映画。

11年前に大ヒットし、アカデミー賞4部門で賞をかっさらった“ロード・オブ・ザ・リング”3部作の前章となる60年前の話。“ロード・オブ・ザ・リング”の主人公フロド・バギンズの養父ビルボ・バギンズ若かりし頃の冒険の物語。


例によって、ホビット、ドワーフ、エルフ、魔法使い、トロル、オーク、ドラゴン・・・それぞれ際立ったキャラクター達が出てきますが、中でもゴラムの個性は超強烈ですナ~!恐いのか、愛嬌があるのか、よく分からない、2重人格的な屈折した生物。
“愛しい、シト・・” いつのまにか、ついつい口真似しています。

この映画も“ロード・オブ・ザ・リング”に続き、3部作になるようで、楽しみです。



レ・ミゼラブル 
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どの映画ランキングでも、殆ど№1を独占状態だった“レ・ミゼラブル”。

ヴィクトル・ユーゴー の有名な小説“ああ無情(Les Misérables )”が原作ですが、世界各国21ヶ国語で上演され、超ロングラン・驚異的観客動員数を記録した伝説の大ヒット舞台ミュージカルの映画版です。ミュージカル映画なので普通のセリフは一切なく、しかも吹き替えや口パクではなく全て出演者が撮影現場で本当に歌っているのだそうですが、“X-メン”のヒュー・ジャックマンや“グラディエーター”のラッセル・クロウがこんなにも歌が歌える人だったとは! みなさん才能凄過ぎです!!

主人公ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、飢え死にしそうだった妹の娘を救う為 たった1個のパンを盗んだ罪で19年間地獄のような徒刑場に投獄され、仮出獄はされたものの世間は冷たく、あろうことかまたもや、彼に親切にも一夜の宿と温かい夕食を与えてくれた教会から金目の銀器を盗みます。またもや警察に捕まってしまった彼を、神父は“これは私が彼に与えたもの”とかばい、そのうえ“これを忘れていましたヨ”と言って更に銀の燭台2つも彼に与えました。この神父の行動がジャン・バルジャンの心に変化を呼び起こし、彼は仮出獄許可証を破り捨て新しい自分となって生まれ変わることを誓います。

8年後、ジャン・バルジャンは、とある町で大きな工場を営み名士となって市長にもなっていました。そこにたまたま警察署長として赴任してきたのが以前徒刑場所長をしていた因縁のジャベール(ラッセル・クロウ)。あまりもの変わりように最初は気づかなかったジャベールでしたが、やがて正体は知られ、再び逃亡したジャン・バルジャンの逮捕に執念を燃やします・・・・・・


原作がフランス文学代表作の1つともいえるあまりにも有名な小説で、基がしっかりしているので、確かに大変完成度の高い、圧倒されるほど素晴らしい映画に仕上がっているのは間違いないのですが、

いかんせん生粋の日本人的な私には、“言葉があまりにも多すぎる!”というか、余白の部分に何かを感じる方に共感を覚えることに慣れてしまっているのか、正直腹いっぱいになり過ぎました。やはり、ミュージカルは苦手なのかもしれません・・・



“のぼうの城” 
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狂言の野村萬斎主演の話題作“のぼうの城”、今日28日で上映が終了しました。

時は戦国、天下統一を目前にした豊臣秀吉は最後の仕上げとして関東最大の勢力・小田原の北条攻めに歩を進めます。北条氏の勢力圏は関東広範囲に及び 傘下の支城は当時26(映画上では26でしたが、実際には100個近くの支城があったらしい)、その内の1つ“忍城(おしじょう)”がこの映画の舞台。現在の埼玉県行田市にある“忍城”は、当時周囲を湖に囲まれ、別名浮城とも呼ばれていました。ここでの攻防戦の実話をもとに書かれた和田竜(りょう)の同名歴史小説が原作ですが、花咲アキラ作画の漫画も人気がありました。驚くべきは、このとんでもない戦いが420年ほど前の実話がモデルであったこと・・・


“忍城”の城主・成田氏長は、北条氏に従うように見せかけて自分は小田原城の籠城に参加する為小田原城に入り、裏で豊臣側への降伏を内通し、部下には一旦“忍城”を籠城させたのち豊臣方が攻めてくると同時に戦うことなく降伏するよう命令を出していました。それを利用したのが秀吉で、“忍城”攻めの総大将を石田三成とし、裏事情は隠して23,000の兵を与え“忍城”を攻め落とすよう命じました。実は事務方としては優秀でも前線では功績なく古参の武将に受けの悪い三成に武功を立てさすための秀吉が仕組んだいわばデキレースでありました。

何にもしなくても簡単に勝てるはずだった戦、しかし、軍使の傲慢な振る舞いに怒った“忍城”城代・成田長親(城主・氏長の従弟)は降伏せず“戦うこと”を選択します。

三成率いる2万3000の軍勢に対し、“忍城”500人、農民らを含めても3千強の成田勢。決して戦ってはいけない戦。しかも、この成田長親(野村萬斎)という男、将に求められる武勇も智謀も持たない、それどころか武士であるのに馬にさえ乗れない“でくのぼう”ような男。しかしこの男にはただ一つ、他人に好かれる才能、特に異常なほど民からの「人気」があったらしく、領民から“でくのぼう”を略して“のぼう様”と呼ばれ、親しまれていたらしい。

地の利と士気の高さから、緒戦はなんと忍城側の圧勝、その後も怒涛の攻めを何とかしのいで耐え忍びます。そしてついに、三成軍は総延長28キロメートルに及ぶ通称・石田堤を建設し利根川の水を利用して水攻めを行うことを決定、忍城は水に囲まれてしまいます。結局、1か月半に及ぶ戦いも、城外で堤作りに雇われていた百姓の中に、長親が鉄砲に撃たれたことと自分たちが耕した水田を台無しにされた怒りから石田堤を壊す者たちが現れて、水攻めは失敗します。結局、主家である北条氏の小田原城の方が先に落城し、大義を失った“忍城”も降伏しますが、あまたある北条側の支城で落城しなかったのはこの“忍城”だけでした。

歴史を少し調べてみますと、この“忍城攻め”の三成軍にはあの“戦上手と勇猛さ”で有名な真田昌幸・幸村親子も参加していたらしく、いかに忍城側がよく戦ったかがわかります。そして、この“忍城の水攻め”は、備中高松城、紀州太田城と並び“日本3大水攻め”の1つといわれているようです。


人に愛される”ことがいかに大切で強いことか、それを教えてくれるイイ映画でした。

エクスペンダブルズ2 
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“エクスペンダブルズ2”を観てきました。初回作“エクスペンダブルズ”から丁度2年になるでしょうか。
公開は今月の20日。近頃はこの手の洋画は余り人気がないのか、公開からまだ数日というのに相変わらず観客は7人と少なめ。しかも殆どが年配者でした。

主演級の大物スターばかりを“これでもか!!”というくらい呼び揃えた、いわゆるアンサンブル・キャストの映画です。とはいうものの、この面子の役者がこれだけ集まって面白くないわけはないんで、見所満載の、たいへん豪華なアクション映画となっております。

バーニー・ロス(スタローン)率いるおなじみ傭兵部隊“エクスペンダブルズ(消耗品)”が大活躍をする物語ですが、今回は、前回チョイ役だったシュワルツネッガーやブルース・ウイルスも後半では味方として戦闘に加わり、加えて、全米では“チャック・ノリスの真実”という爆発的人気のユーモア伝説までインターネット上で広がるほどの国民的ヒーローとなっているチャック・ノリスが一匹狼の伝説の傭兵として、また、前回オファーがありながらもスケジュールの都合で出れなかったジャン・クロード・バンダムが今回は敵役の非情なボスとして新たに登場しています。

今回新人として若い傭兵ビリー(=“ザ・キッド”)が凄腕の天才スナイパーとしてメンバーに入っていますが、この仕事を最後に隠退してフランスにいる彼女の元へ行く決心をした矢先、敵に捕まり、みんなの目の前で殺されてしまいます。始めはアルバニアの山中に墜落した飛行機の残骸から積荷のデータボックスを拾ってくるだけの簡単だと思われた仕事でしたが、実は、冷戦時代の終わりと共に旧ソ連が隠した5tのプルトニウムのありかをめぐる危険な仕事でした。大量のプルトニウムを第三国に売って、莫大な金と再びの乱世を手に入れようとするヴィラン(ジャン・クロード・バンダム)率いる武装集団「サング」に彼等は襲われ、卑怯な手で一番若いビリーが凶刃に倒れます。復讐を誓う“エクスペンダブルズ”の面々 - とまあ、こういう設定です。


公開前、スタローンが“前回よりイイ出来に仕上がった”と宣伝していた通り、アクションの派手さやスケール感は冒頭から最後までそりゃー目を見張るものがありました。しかし、前作ではミッキー・ローク演じる元“エクスペンダブルズ”のメンバーで今は引退してタトゥーショップ&バーの経営をしているツールなる登場人物もいたりして、筋の中になかなか味のある、深みみたいなものも所々感じられ、私としては、どちらかと言われれば、前作の方が好きかなあと思います。

劇中でも“祭りだ!”“祭りだ!”と叫びながら銃を乱射しまくっていましたが、まさにアクションスター達の“紅白歌合戦”みたいな映画でありました。

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